「ずっとそばにいるって言ってくれたじゃあないか!」
これは、クリスマスの日に出会った寂しい少女と少年の長く、短い物語
12月24日クリスマスイヴの真夜中、少女(千里)の父親はプレゼントを
千里の枕元に置き家を出ていってしまう
プレゼントよりも、父がいなくなったことに悲しむ千里は
雪がしんしんと降る中、一人外に出て父を探す途中
プレゼントを一つ忘れてしまい怒られ
サンタクロースに置いて行かれてしまい、空を見上げながら佇む
サンタ見習いの少年(サンタjr)と出会う
千里は自分も置いていかれたんだというサンタJrが
泣いている自分を必死に元気づけてくれようとする姿に思わず笑みがこぼれ
ほっとしたサンタjrと千里は笑顔になるのだった
それから二人は、一人でも一人前になれるようにと奮闘する。
だが毎年クリスマスイヴの夜だけは
千里はサンタjrのプレゼント配りを手伝いつつ
父を二人で探すのだった
ある年のクリスマス、いつものようにプレゼント配りを終えようとしていた時
気を抜いた瞬間にソリが乱気流に突っ込んでしまい
クリスマスに華やぐニューヨークの街の真ん中に落ちていってしまう二人
だが、街の人たちの手助けによって
ビックリして逃げてしまったトナカイは見つかり、ソリも修理してもらい
二人は人の温かさに助けられ
無事プレゼント配りを終えることができたのだった
この出来事以来、人は誰かの支え無しでは生きてゆけない
心を通わせることによって得られるものが
たくさんあるのだと思えるようなった千里は
父の最後のプレゼントを来年こそは開けようと心に決める
クリスマスの日以外は秘密の友達として文通を交わす二人
その関係は良好に見えたが、実はサンタになるべく生まれたサンタjrと
普通の女の子として生まれた千里では時の経ち方が違った
千里が中学生、高校生へと成長する中、サンタjrは少年のまま
また、目まぐるしく環境が変わってゆく千里だが
サンタJrはサンタクロースとその手伝いをするトムテたちだけの
変わり映えのない日々
千里が高校1年生になった年の12月初旬に、サンタjrの元に千里から
お父さんのクリスマスプレゼントを今年は開けようと思うとの手紙を受け取る
サンタjrは真夜中ではなく、少し早い時間に会いにゆくと
覚悟を決めた少女が父のプレゼントを手にサンタjrを待っていた
父からのプレゼントはなんと医学書だったのだ
まだ幼かった千里にこんなものをなんでと思い
少しがっかりしながら本をめくると
そこには
家族で撮った最後の写真と、一通の手紙が入っていた
その手紙を少年が代わりに読むと
そこには父が家を出ていった秘密が隠されていた・・・
大人へと成長していく千里と人間の1/4のスピードでしか年を取らないサンタjr
巡り会えた二人の心温まる物語に
きっと感動をするはずです!
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